自分だけ周りから浮いてない?・・・
今回はライフハックの中でも、かなりニッチな分野の内容になります。
私の環境整備の思考の全ては、このHSPの中に集約されていると言っても過言ではありません。
統計上、世間の大半の方は当てはまらないと思います。しかしながら、このブログに興味を持ったあなたは、その大半でない可能性があります。
このHSS型HSPという気質は自認していないと、自らを追い込みすぎて最悪の結果にもなりかねません。
自己紹介のブログでも発信しているのですが、もし過去に自分がこの事実に気づきていたとしたら、同じ轍は踏んでいなかったかもしれません。
もし興味本位で見ていただいたあなたや、あなたの周りにもこの気質を持っている方がいるかもしれません。
もし、このブログでそれに気づけたのなら奇跡です。
また、今回の内容で事例を挙げる場面が何回かあるのですが、
あくまで私の主観になりますので、
絶対にコレが正しいとは決めつけないでください。
ただ共感していただければ幸いです。
では本題に入ります。
そもそもHSPとは?
HSP(highly Sensitive Person) とは先天性の気質のことで、全人口の20%〜25%にあたると言われています。
この言葉が世に広まったのは、この本の影響も大きいかもしれませんね。
HSPというと病気の人なのかな?というイメージがあったものを、繊細さんという新しいワードでマイルドに言えるようになりました。
すごく簡単にまとめると、
- 普通は気にならないようなモノの変化に気づく。
- 人の仕草や言葉に敏感で気分が左右される。
- 刺激の許容量が普通の人と比べて少ない。
例えば、仕事で上司に、
『この仕事を今日の定時までに仕上げてほしい』
と頼まれたとします。
普通の人であれば、すぐに手をつけて、何事もなかったかのようにに終えると思います。
ただHSPはこの1つの指示に対して、複数の思考回路が働いてしまいます。
『なんで私に頼んだんだろう?他の人じゃダメだったのかな?』
『この資料、何に使うんだろう?どのクオリティで作ればいいんだろう?』
『声が強張っていたけど、機嫌悪かったのかな?』
など色々考えて、情報を欲してしまいます。
こういった1つの情報に対して複数考えてしますので、頭がすぐに疲れてしまうのです。
非HSS型とHSS型の違い
HSS(High Sensation Seekin)は刺激探求型と言われています。
割合でいうと、HSPのうち、非HSSが70%、HSSが30%と言われています。
非HSSは比べるとかなりシンプルです。
例えば、
- 外で遊ばないで、教室でずっと読書をしていた子。
- 体育の授業が終わった後に決まって体調を崩す子
- あんまり喋らないけど、すごく気が利く子。
などは、その気質が近いかもしれません。
周りからのイメージだと、いわゆる「おとなしい子」
というイメージが強いかもしれませんね。
一方で、HSSは、少し複雑です。
抽象的にいうと、
脳の許容範囲に対して、刺激欲求がその範疇を超えてくる。
といった感じです。
例を挙げると、
- 体調不良が出るのがわかっているのに、エナジードリンクが飲みたくなる。
- 眠いのに、ゲームで夜更かししてしまう。
- 筋トレで限界が分からず、怪我をしてしまう。
みたいなところです。
そして、周りからのイメージですが、「変わった子」
としてみられてしまうことが多いです。
相対的に割合が少ないため、そう思われてしまうのも仕方ないのかもしれません。
まとめ
今回はHSS型HSPの特徴という話題でした。
自分も当事者なのでわかりますが、自分が良くも悪くも周りとは違うんだなということは幼少期から感じてきました。
孤独を感じることは悲しいことです。ただ、このHSPの気質は欧米では「ギフテッド」
という、言わゆる才能の1つとして認められています。
そして、必ず自分の最高の環境を見つけることができるはずです。
諦めずに、情報を集めることから始めましょう。
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